神野こども園

3学期が始まり、いろいろな友だちと遊びを共有しながら楽しんでいるさくら組さん。
　1月末に生活発表会があることを伝えると、どんな物語を劇にするか、どんなものを作るか、友だち同士で意見やアイデアを出し合う姿もありました。早速、候補となる絵本をみんなで読み、2つの物語を組み合わせて脚本を作り、役割も決めていきました。「まめのきとじゅうたんがいるね」「大きな段ボールにしてみんなが乗れるようにしたいな」という声もあり、物語に出てくる道具を制作しようとする子もいました。
　中でも、じゅうたんづくりでは、絵の具で段ボール一面に色を塗り、みんなで乗ろうとしていましたが、なかなかじゅうたんを浮かばせることができませんでした。「どうしたら飛んでるようにみえるかな？」という発言もでてきました。試行錯誤してしばらく考えていたので、「みんなで乗ってもちあげるのは難しいから、穴を開けて入れるようにしてみたら？」と提案してみました。すると、「じゃあ、ジャックは4人だから４つ穴をあけようよ！」と段ボールカッターで穴をあけ、みんなでふわふわと動かしながら楽しめるじゅうたんを作りました。作りながら「ここはもう少し大きめに穴をあけよう」とお互いに意見を出し合って協力する姿もだんだん増えてきたように感じます。
　みんなで役になりきって取り組み、セリフを覚えたり、ナレーションを練習したり、劇の動作を道具をもってやってみたりしてそれぞれの役割に親しみをもって取り組んでいます。これからの遊びの発展がとても楽しみです！